トップ > 新年の神札について
新しい年を迎えるにあたって、これから各家庭においては準備を進められることと思いますが、今回は神札(おふだ)の祀り方を紹介致します。
当社では、新年の神札として、
①神宮大麻(じんぐうたいま)…「天照皇大神宮」を祀る伊勢の神宮の神札。我が国の総氏神。
②諏訪神社神璽(すわじんじゃしんじ)…諏訪神社の神札。若松町及び日の出町の氏神。
③御年皇神神璽(みとしのすめがみしんじ)…年神様の神札。一年の豊穣、幸福を請う神。
④竈三柱神鎭火祈攸(かまどみはしらのかみちんかきゆう)…荒神様。台所、火の神。
の4種を用意しています。
予め神棚を清掃し、所謂「一夜飾り」にならないように12月28日までに新しい神札に取り換えて新年を迎えるのが本来の形です。
①神宮大麻②諏訪神社神璽③御年皇神神璽は、神棚に設置した宮型の中に祀ります。①を中心に、向かって右に②、向かって左に③を置きます。
宮型が小さい場合は、一番手前に①、その後ろに②、更にその後ろに③をひと重ねにします。
神棚のないご家庭では、家の中の清浄で人の目の位置よりも高い場所(例えば、タンスの上)に半紙などを敷いて、その上にお祀り下さい。
④竈三柱神鎭火祈攸は、荒神様(三宝荒神)の神札で、火産霊神(ほむすびのかみ)、奥津彦神(おきつひこのかみ)、奥津比売神(おきつひめのかみ)の三神で、火を司る神であります。神棚とは別に台所等に荒神宮を設け、中に神札と御幣(ごへい)を祀ります(奥に神札、手前に御幣を重ねます)。荒神宮が無い場合は、台所等の壁や柱に貼るのも良いでしょう。
「神棚がない」「祀るのが大変そう」等の理由で、まだ神札を祀ったことのない方も多くいらっしゃると思いますが、ご自身が出来る範囲内で始めてみるのも良いでしょう。簡易な宮型を置いているホームセンターもあります。日々のお供えが大変でしたら、例えば毎月1日だけでも米や塩、水を取り替えることから始めてみて下さい。珍しいものを戴いたら、先ずは神札の前にお供えをして、その後に家族で分けることで神様への感謝の心が芽生え、日々の生活を豊かな気持ちで過ごせるようになります。
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